Skyllaの箱庭

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正規空母とは何か

艦コレでは空母が正規空母軽空母の2種類に分類されているが、そもそもWW2頃の正規空母と軽空母の違いが何なのか説明できる人は居るのだろうか?
確信を持って説明する人は沢山居るだろうが、それが本当に正しいのだろうか?
っという話をする。

多くの書物やゲームでも正規空母と言うカテゴリが出てくるが、どういう基準になっているのだろうか?
1.最初から空母として設計建造された物
2.搭載機が多く戦力として有力な物
3.滑走距離の長い機体を運用できる物
4.民間の商船等を改造した物じゃ無い物
5.海軍に所属している物
6.陸軍を含めて軍に所属している物

ざっと思い浮かぶのはこんな物だろう


1.最初から空母として建造された物
これだと鳳翔、龍譲が正規空母になり、赤城、加賀、信濃は正規空母では無くなってしまう。

2.搭載機が多く戦力として有力な物
飛鷹型は飛龍と同じぐらいだから正規空母に入る。
龍譲が微妙なラインか?確かに龍譲のラインは微妙だg(タキューン
信濃は一番大きいけど搭載機数は飛鷹より少ない。

3.滑走距離の長い機体を運用できる物
滑走距離の長い機体ってのは、魚雷と燃料を満載した艦攻や彩雲等の事を指す。
艦攻は時期によって性能(機種)が違うがWW2前半なら艦コレに登場する空母は全て正規空母で、WW2後半では赤城、加賀、翔鶴型以外は正規空母じゃなくなってしまう。
蒼龍、飛龍、飛鷹型は彩雲は無理だけど流星はいけるか?
ただ離陸用補助ロケットが上手く行けば全て正規空母になる。(完成した時には空母を使った作戦を行える状態ではなかった)

4.民間の商船等を改造した物じゃ無い物
艦コレに登場する空母では飛鷹型を除く全てが正規空母になる。
他にも海鷹とか大鷹とかが有った。

5.海軍に所属している物
実は陸軍も揚陸艦と言う艦種で空母を持っていた。「あきつ丸」や「くまの丸」と言う現在の強襲揚陸艦の様な物で、偵察機や連絡機や観測機を運用していた。
これらの存在を理由に陸海軍の仲が悪い証拠と言われるが、実際には海軍の協力を得て共同で設計建造してるので仲の良い証拠である。

6.陸軍を含めて軍に所属している物
エリア88じゃあるまいし個人や民間所有の空母は無かろう。

・・・実は有る。
完成前に終戦になったが所有も乗員も民間人で軍の指揮下で運用する空母が、陸海軍共同で多数計画されて4隻建造中だった。
イギリスでもMACシップと呼ばれる民間の空母を19隻運用していた。


艦コレの場合
・正規空母→赤城、加賀、蒼龍、飛龍、翔鶴型
・軽空母 →鳳翔、龍譲、飛鷹型、翔鳳型、千歳型

となっているので上の6種類のどれにも当てはまらない

そう言えば水上機母艦の定義も微妙だ。
水上機母艦も航空母艦に含まれていた時期も有った。
飛行艇母艦って物も有るが水上機母艦に含まれる事も有る。
建造時の千歳、瑞穂は水上機母艦だが、千代田は水上機母艦に擬装した甲標的母艦だった。
航空戦艦に改造した伊勢型の搭載機は彗星だったのだが、着艦できない彗星だけでは不便だったので、搭載機の半分は水上機の瑞雲を載せる様になった。
ちなみに航空戦艦と言う艦種も後から作られた言葉で制式な分類は戦艦だった。
航空巡洋艦って用語も微妙だ、改造後の最上が航空巡洋艦なら利根型も大淀も航空巡洋艦じゃないとおかしい。

因みに「WW2頃の」と言ってるが現代の空母では正規空母が明確に定義されている。
それは、ヘリやVTOLやVSTOL等では無いCTOL機を運用する空母である。
WW2頃はCTOL機と水上機と飛行船、気球、オートジャイロ、ヘリとかしか無かったので、同じ方法で定義する事は出来ない。


なおWW2頃の日本海軍にはちゃんと正規空母の定義が有って
「最初から空母として設計建造された物」
と制式に決まっている。

つまり艦コレに登場する空母で史実で正規空母だったのは
鳳翔、龍譲、蒼龍、飛龍、翔鶴、瑞鶴のみである。

と言う訳で私は混乱を避ける為正規空母と言う用語はなるべく使わない様にしている。

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メルトダウンとは何か

数年前メルトダウン起きてるだの起きてないだの嘘ついてるだのって騒ぎが有ったが、そもそもメルトダウンってどういう意味なのか正確に知られてない様なので書く。

元々英語圏でメルトダウン(Meltdown)の意味は株価暴落とか一巻の終わりとかそう言う比喩で「不祥事で我社がメルトダウンした」とか「サーバーがウイルスでメルトダウンした」って感じに使われる言葉だ。
日本でも大げさに「脳ミソがメルトダウン」とか言う人が居るが、実はこれが本来の正しい使い方です。
日本の言葉に例えれば「頬っぺた溶ける」とか「俺は地上に堕ちた堕天使だ」みたいなノリで、実際に何かが物理的に溶ける訳でも落ちる訳ではありません。

じゃあチェルノブイリの様な「核分裂が暴走して大爆発する様な事故」を正確には何と言うかと言うと、
「チャイナシンドローム(China Syndrome)」
と言います。
いや、ここ笑う所じゃ無いからw
別に中国のせいにしてる訳でも中国を貶している訳でもなく「アメリカで事故が起きれば地球の反対側の中国まで被害が及ぶ」って意味で付けられた言葉です。

そしてチェルノブイリチャイナシンドロームが起きた時に勝手に中国に配慮してメルトダウンと言う言葉が作られた
最初は一部の国でしか通じない言葉だったけど次第に広まって、今では多くの国でメルトダウンで通じるようになった。

つまり
「メルトダウン」=「チャイナシンドローム」=「核分裂が暴走して大爆発する様な事故」
で、
福島第一原発の様なのはメルトダウンでは無かった。(過去形)

でも、事故後の報道で「原子炉の中で燃料棒が崩れるのがメルトダウン」「核分裂が暴走して大爆発する様な事故はメルトスルー」と言う人が現れてメルトダウンの意味が変化したので、どちらとも言えなくなりました。

専門化、特に海外の技術者ではメルトダウンの定義が曖昧になったと言う事で、最近はチャイナシンドロームの方を使う事が増えているらしいです。


ぶっちゃけ、メルトダウンだー!って騒いでた連中が、自分を正当化する為に用語の意味を変えただけだと思う。

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